山本百合子 「 〜 プレリュード!プレリュード! 〜

開催日時 2015年11月25日(水曜) 19:00開演 
会場 パルテノン多摩・小ホール
URL : パルテノン多摩ホームページ
交通 京王線・小田急線・多摩モノレール 多摩センター駅 より徒歩5分
京王線中央改札口、小田急線改札西口より左へ
パルテノン大通り (遊歩道) のつきあたり
URL : パルテノン多摩ホームページ
入場料 2,000円 (全席自由)

お申し込み / お問い合わせ

山本百合子友の会 : 042-339-0321
メールでのお申し込み・お問い合わせ : お問い合わせページ
曲目

◆モーツアルト

ソナタ kv.330

◆ドビュッシー:プレリュード集から

「デルフィの舞姫たち」

「帆」

「野を渡る風」

「亜麻色の髪のおとめ」

「花火」

◆スクリャービン

プレリュード&ノクターンOp.9

◆ラフマニノフ

プレリュード Op.3-no.2 「鐘」

プレリュード Op.23-no.2,no-5

Op.32-no.5,no-12,no-13

エッセイ

[ 山本百合子 ピアノリサイタル ] のご案内です

〜 プレリュード!プレリュード! 〜

11月25日(水) 19:00開演 パルテノン多摩・小ホールにて

晩秋、パルテノン多摩の丘にクリスマスのイルミネーションが華やかに輝き始める頃、
“プレリュード!プレリュード!”と題して、前奏曲の夕べを演奏いたします。

始めにモーツァルトのピアノソナタ第10番Kv.330 ハ長調。
モーツァルトが書いた作品のなかで最も愛らしい曲と言われています。
疲れた心をやさしくなでてくれるような第2楽章“アンダンテ・カンタービレ”は秀逸です。
ハ長調の清潔で透き通ったような響きは、まっ白いキャンパスのようです。
このあとに続く前奏曲の豊かな色彩に広がっていきます。

 続いて、ドビュッシーの24曲あるプレリュード集から5曲を選びました。
「デルフィの舞姫たち」「帆」「野を渡る風」「亜麻色の髪のおとめ」「花火」。
それぞれが、まるで印象派の絵画のように光と彩りに溢れています。

後半は、ロシアへ。
スクリャービンが学生時代に書いた「左手のためのプレリュード&ノクターン」。
ピアニストを目指して過酷な練習で右手をこわした時の作品で、左手だけで演奏するように書かれています。 ショパンの影響を強く受けた、若くロマンチックな作品です。
  続いてラフマニノフ。
スクリャービンと同じモスクワ音楽院で同期、同門だったラフマニノフのプレリュード集は全24曲あります。 その中から選び抜いた5曲を、存分にお楽しみいただきます。
 19歳の時、作曲した最初のプレリュード「鐘」Op.3-no.2の「鐘」の響きと、
5曲めに演奏いたします最後の、37歳の時のプレリュードOp.32-no.13の荘厳な鐘の音の趣きを、ぜひ、お聴き比べください。

百合子